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開発部門主導での先駆的なABW導入事例 - 株式会社日立製作所 大みか事業所

13 4月 2023

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Veldhoen + Company(ヴェルデホーエンカンパニー)がABWの導入支援をしている株式会社日立製作所大みか事業所電力システム設計部の新しいオフィスが、2022年7月にオープンしました。

電力システム設計部が目指す働き方

日立製作所の開発部門(R&D)である電力システム設計部(以降、電力設)では、それまで抱えていた様々な組織課題やビジネスの変化に対応するため、2018年から働き方改革に部門主体で取り組んできました。その中で働く場所と活動が密接に結びついたActivity Based Working の考え方に共感し、Veldhoen + Companyと共に導入に向けてプロジェクトを進めてきました。

組織の課題解決に向けたABW導入のプロセスでは、目標となる「ありたい姿」を明確にすることが重要になります。本プロジェクトで電力設のメンバーが設定したありたい姿は“「電力設」から”アジアNo.1企業「電力設社」になる“でした。顧客から「設計」という業務のみを会社の一部門として請負う組織から、電力設自らが顧客のニーズを拾いあげ、提案し、設計するという一連のプロセスを担うことができる独立した組織体へと変化することを目標に掲げました。そして、そのありたい姿を実現する働き方をサポートするための新しいオフィスがつくられたのです。

 

ハイブリッドワークに対応したABWオフィス

本プロジェクトでは、オフィスの計画中に新型コロナウィルスの感染拡大が発生したことで、働き方を含めた計画全体を見直すという不測の事態に見舞われました。しかし結果として、ハイブリッドワーク対応型のABWオフィスという最先端の環境を構築することができました。この成功の要因には、混乱の中でもポストコロナの働き方の導入をユーザー主導で牽引し、オフィス構築までつなげられたことが1つにあります。

オフィスの構築は完了しましたが、働き方を変えるための取り組みはこれからが本格的なスタートとなります。部門の若手メンバーを中心に継続していくこの取り組みをVeldhoen + Companyも継続的にサポートしてきます。

 


 

ケーススタディのダウンロード

ABW導入の背景やプロジェクトの進め方、ありたい姿を達成するために必要とされる働き方をどのように設定したかなどの内容をまとめたケーススタディはこちらのページよりダウンロードいただけます。ご興味のある方はぜひご覧ください。

私たちはお客様と協力し、ワーカーの働き方が豊かになるスペースと人のつながりを通じて、組織の一員として誇りを持って働くことができる独自の文化と環境の構築をサポートします。