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【イベント登壇レポート】三田友梨佳さんと考える、場所に縛られない働き方

4 8月 2026

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先日、東京都主催のテレワーク普及促進セミナーにゲストとしてフリーアナウンサーの三田友梨佳さんを迎え、「場所に縛られない働き方」をテーマにしたセッションが開催されました。

Veldhoen + Companyからは岸田祥子が登壇。アクティビティ・ベースド・ワーキング(ABW)の考え方を軸に、テレワークとオフィス勤務を対立するものとして捉えるのではなく、「目的に応じて最適な場所や方法を選択する」という視点を参加者の皆さまと共有しました。

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コロナ禍が変えた、アナウンサーという仕事

前半は、岸田が聞き手となり、三田さんのアナウンサーとしての働き方を伺いました。

局アナウンサー時代は、現場で多くの人と関わりながら番組をつくり上げる日を送り、多忙な中にも大きなやりがいを感じていたといいます。

しかし、パンデミックの到来によって報道の現場も大きく変化しました。それまでスタジオではコメンテーターと並んで番組を進行していたものが、感染対策のため一人で進行を担う場面が増え、強いプレッシャーを感じる日々が続いたそうです。

一方で、オンラインだからこそ実現できたこともあったといいます。その一つとして、スケジュールの都合でこれまで出演が難しかった大学教授や専門家にも、遠隔で参加してもらえるようになりました。番組づくりの可能性が広がったことは、テクノロジーがもたらした新たな価値の一つだったと三田さんは振り返ります。

現在はフリーアナウンサーとして活動しながら、子育ても両立する三田さん。仕事と家庭を行き来する中で移動時間が減り、その分を仕事や家族との時間に充てられるようになったなど、ライフステージの変化に合わせて働き方も進化してきたことを語っていただきました。

アナウンサーという、一見現場でしか働けないように思われがちな職業であっても、仕事の内容を見つめ直すことで柔軟な働き方は取り入れられる。三田さんの実体験は、参加者にとって具体的な手がかりや気づきとなりました。

 

ABWの視点で見えてくる、自社の働き方

後半は三田さんがMCとなり、Veldhoen + Companyが提唱するABWについて岸田とともに掘り下げました。

その中で紹介したのが、「10の活動」の考え方です。「仕事」とひとくくりにするのではなく、集中する、共同で議論する、学ぶ、交流するなど、日々の業務を活動単位で捉え直す。そうすることで、それぞれに最適な働く場所や環境が見えてきます。

参加者の皆さまにも、自身の業務を活動ごとに分解していただきながら、「仕事の内容によって最適な働き方は変わる」というABWの考え方を共有しました。

あわせて本セミナー向けに設計された「テレワークを活用した多様な働き方診断テスト」も実施。自社ではどの程度柔軟な働き方が実現できているか、どこに改善の余地があるかを、参加者自身に振り返っていただく時間としました。

 

制度だけでは変わらない働き方

セミナー最後の質疑応答では、質問が参加者から寄せられました。その中の1つ「互助の精神を重視し、オフィス出社を奨励しているがどう思うか?」という質問に対し、岸田は「困っていることを誰かに気づいてもらうのを待つのではなく、自ら声を上げられる環境づくりも重要です」とコメント。

ABWやテレワークは、制度やITツールだけで実現するものではありません。制度を安心して使える組織文化、お互いの働き方を尊重し合える関係性、必要なときに助けを求められる心理的安全性。これらが揃って初めて、柔軟な働き方は機能します。

 

おわりに

今回のセミナーでは、三田友梨佳さんの実体験を通して、テレワークや柔軟な働き方が特定の職種だけのものではないこと、そしてABWという考え方が誰にとっても働き方を見直すきっかけになりうることが、具体的な形で示されました。

Veldhoen + Companyとしても、多様な業界・職種の方々と働き方について考える貴重な機会となりました。今回の内容が、参加者の皆さまにとって自社の働き方を見つめ直すきっかけとなり、今後の取り組みに少しでも役立てていただければ幸いです。

 

私たちはお客様と協力し、ワーカーの働き方が豊かになるスペースと人のつながりを通じて、組織の一員として誇りを持って働くことができる独自の文化と環境の構築をサポートします。