

コモンウェルス銀行 オーストラリア (CBA)
大規模なABWの導入
The Back Story – 背景
The Back Story – 背景
オーストラリアのコモンウェルス銀行(CBA)は、シドニーにある最新のキャンパスビルにABWを導入しました。この背景には、人々がより柔軟に働けるようになることで、より効率的に仕事が進められるという考えがありました。この新しい働き方の導入が成功したことを受け、パースとオークランドでの大規模プロジェクトにもABWが展開されました。
CBAは、それまでシドニー市内の13棟のビルに約6400人の従業員が分散して働いていましたが、その状況では部門間の連携強化や顧客サービスの向上、そして従業員にとって働きやすいワークプレイス環境の提供というニーズに応えられていないことに気づきました。Veldhoen + Companyは、世界最大規模のABW導入を通じて、これらの課題に取り組むための支援を行いました。
CBAは、従来のオフィスの使い方や働き方に対する固定観念を打破する必要性を認識し、将来に向けた職場づくりの長期的な投資を活かすため、「ただ働く場所」から「多様な働き方や業務に対応できるワークプレイスソリューション」への意識転換が求められていたのです。
課題
競争の激しい国内市場で事業を展開し、さらにグローバルな金融トレンドの影響を強く受けているCBAは、新しい職場に求められる要素を以下のように整理しました:
- 事業部門間のコラボレーションを促進すること
- 従業員が柔軟に働ける環境を整え、市場の変化に迅速に対応できるようにすること
- これらの変化に対応できる持続可能なワークプレイスへの投資を実現すること
このように大規模で多様な従業員を対象にABWを導入・展開するのは決して簡単なことではありませんでした。Veldhoen + Companyは、CBAのプロジェクトチームやシニアリーダーに対して、適切なサポートと指導を提供し、プロジェクトが順調に進むよう、指導やコーチング、インスピレーションを与える支援を行いました。

結果
新しい働き方プロジェクトの結果、CBAは次の成果を上げることができました:
- 大多数の従業員の生産性、ワークライフバランス、コラボレーション、そしてCBAで働くことに対する誇りの向上
- 欠勤率の減少
- 印刷物・紙資料を40%削減
- 同じ面積で従業員の収容人数20%増を達成
CBAのABWに関するメディアの報道:
