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トラストパワー

分散したオフィスの一拠点集約

ケーススタディのダウンロード（英語）

Case Study Overview − 概要

新しい働き方を通じたつながりとコラボレーションへの道

企業：トラストパワー
場所： ニュージーランド
従業員数：500+
コンセプト：8つに分散したオフィスの集約、コラボレーションの強化

The Back Story − 背景

ニュージーランドのガスや通信の主要プロバイダーであるトラストパワーは、働き方とワークプレイスの変革を実現するためVeldhoen + Companyに協力を依頼しました。

目的は、分散していた複数の拠点を一つにまとめることでした。また同時に、狭く非効率的だったオフィススペースを改善し、常に変動する従業員数にも対応する必要がありました。

このプロジェクトの目標は、新しい働き方を一つの拠点で実現することでした。それによって、トラストパワーが業界を牽引する電力供給業者からユーティリティ業界のトッププロバイダーへと成長する基盤を築くこと、そのためにつながりと活力のある企業文化を築くことを狙いとしていました。

この取り組み全体は、今後20年間の躍進を見据えたものでした。

“新しい働き方に取り組む際の課題は、まずその本質を理解するために先入観を捨てることでした。次に、リーダー層がこのモデルを実践する強い意志を持つことが重要でした。”

VINCE HAWKSWORTH

CEO | Trustpower

課題

以前の建物には、異なる機能を持つチームがそれぞれ配置されていました。これを一つの中央拠点にまとめる際、どのように部門間の壁を取り払い、チームや個人の連携を強化するかが課題でした。

また、従業員数が今後増加する中で、拠点を統合しつつ、新しいスペースが人数増加をどのように対応するかも問われました。

結果

ABWの導入は、期待以上の成果をもたらしました。トラストパワーの経営陣は、オフィス内を移動する際に、まるで顧客が自宅で過ごすのと同じような感覚を持つようになり、顧客により近い存在であると実感できたと述べています。この背景には、経営陣がオフィスで使用するテクノロジーが、まさに顧客が購入するものと同じであることが関係しています。

さらに、優秀な人材の採用や定着率にも大きな改善が見られました。チームや部署の連携がこれまで以上にスムーズになり、意思決定に影響を与えるような「5分間の会話」の機会が増えました。