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2023年のワークプレイスを形作る、「これからの働き方」に関する重要な2つの視点

10 1月 2023

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「ニューノーマル」:これは、これからの働き方やアフターコロナのワークプレイスについてお客様や同僚と話すときによく聞く言葉の一つです。ハイブリッドやオンライン優先の勤務形態で可能になった柔軟な働き方を従業員が喜んでいることは、多くのビジネスリーダーの知るところです。しかし、それは生産性の課題を補っているでしょうか?過去数年のデータを見ると、ハイブリッドワークはせいぜい、パンデミック後のワークプレイス戦略における1つの単純な手法に過ぎないことがわかります。私たちはワークプレイス戦略家としてこの1年間、多くの企業が具体的な出社日数を義務付けるハイブリッドワークポリシーから抜け出せていない事実を、データを通じて、また私たち自身の目も通じて見てきました。
 
また、ハイブリッドワークの基礎を築いた企業は、効果的かつ将来にわたって適用するワークプレイス戦略を観念化して導入し、選択肢と自主性を取り入れ、組織に意味のあるリズムや規則を確立できることもわかっています。これらはすべて、人のつながりや、コミュニケーション、生産性の改善に貢献するものです。一方、そのような基礎的な視点を持たない企業は、ワークプレイス戦略の未来に対する明確なビジョンを持たず、もがき続けています。

これから数か月間、私たちがみなさんと一緒に探り、議論していく2つの基本的な視点を以下に示します。みなさんも今年、ご自分自身のこれからの働き方をつくる足掛かりとして、これらの視点について考えてみてください。

 

視点1: 2023年は意味のある、大胆な実験の年

この2年以上、さまざまな組織が「新しい働き方」や「仕事のあり方」について語り続けています。一方でほとんどの組織では、パンデミック時の保守的な対応を継続しているだけというケースが多く見られます。

私たちは極端な変化を勧めているわけではありませんが、変化を付け足していくだけでは、改革を促す力は滅多に生まれません。しかも従業員たちは、実際に何が変わろうとしているのか、また取り入れるべき新たな行動や慣習は何か、理解しにくいと感じることが多いのです。

私たちはお客様とともに「大胆な実験」によってこの問題に取り組もうとしています。ただし、「大胆」は必ずしも「大きい」ということではありません。小さくても大胆なステップによってテストし、学習することで意味のある取り組みにすることができます。2023年を、「ニューノーマル」とは何か、またこのような変化をどのように拡大していくかを理解する年にしましょう。このような取り組みはパイロットやプロトタイプの形で行われます。私たちは特定のチームやグループに対して、現在の働き方とは大幅に異なることを試すように促したりもします。

この大胆な実験を意味のあるものにするために、私たちはまず堅固かつ統一された測定フレームワークに投資し、入力やインジケーターは何か、改善すべき具体的なKPIは何かを明らかにしました。

 

視点2: ハイブリッドワーキングデータの背後には詳しい物語がある

ハイブリッドワークは生産性を低下させると主張するデータが増えてきています。こうした意見には一定の真実があるかもしれませんが、その背後にある世界的なトレンドを考慮することも重要です。幸福、インクルージョン、人材獲得や人材維持など、他のどのような指標が変化しているかを始めに認識しておく必要があります。

ハイブリッドワークが多くの人にとって公平な勤務環境を整えたという実績を無駄にしたくはありません。しかし、私たちはハイブリッドワークが1つの異なる考え方であることを認識する必要があり、新しい慣習や条件を求めてリーダーたちや従業員に問いかけなければなりません。様々な組織で、ハイブリッドワークはリーダーの優れた能力とそうでない能力を浮き彫りにしました。優れたリーダーはここ数年間でその能力を示し、そうではないリーダーは、顔を合わせて働けなくなり、職場を把握できなくなって苦労しています。

私たちV+Cは組織と協力し、その活動を観察することでチームや個人の働き方を理解してきました。また、この観察を基に、チームがより効果的に共同作業するにはどうすればよいかの理解や認識を深めています。出社の義務付けという方法は評価が分かれていますが、結局のところ従業員たちは個人業務にかなりの時間を費やしてしまうので、答えにはなりません。

私たちは観察結果を活用して、より効果的な働き方を可能にする慣習を築き上げて能力を身に付けられるようにリーダーとチームを支援します。これは単なる「会議のマナー」やボードに記された決まりではありません。チームが効果と生産性を高め、インクルージョンを育むために相談して決定した条件や規律です。多くの組織が、今日、明日、そして未来に対処できる準備を整えることを目指し、リーダーの能力育成を再び優先事項に掲げています。

 

2023年、働き方の未来に期待すること

私たちにとって、新たな仕事のあり方を形作る最新テクノロジーの予測は関心事にありません。しかし、そのようなイノベーションが私たちのつながり方やコラボレーションにどのように影響するかを観察し、話し合うことには興味があります。それぞれのイノベーションが生み出す今までにない機会を活用する組織もあるでしょうが、そのような機会を活用する準備が整っていない組織もあります。弊社はより良い仕事のあり方を実現するために、そのような組織も支援していきます。

2023年、弊社は「これからの働き方 (The future of work)」の視点に注目して議論し、みなさんが従業員のエンゲージメントと人材維持に関する流れを変え、未来の組織ビジョンを明確化する方法を見つけられるようにお手伝いします。ここで言うビジョンとは、最近の流行語やトレンドに流されることなく、みなさんご自身の組織の目標と課題にしっかりと対応したものです。今年1年を通じて、こうしたインサイトをみなさんと共有するための革新的かつ魅力的な方法を探すことに尽力していきます。私たちのすべてのブランドチャネルでこれらのテーマを掘り下げるとともに、またみなさんの地域や会社にどのような影響を与えるかをみなさんとご一緒に探っていきます。

ご自分のチームや組織にどのような影響を生み出したいか、また、どうすれば先手を打って行動できるかなど、働き方を通じた議論にご興味のある方はぜひみなさんのご質問やご意見をお聞かせください

私たちはお客様と協力し、ワーカーの働き方が豊かになるスペースと人のつながりを通じて、組織の一員として誇りを持って働くことができる独自の文化と環境の構築をサポートします。